日本時間5月27日(現地26日)、オクラホマシティ・サンダーは敵地でミネソタ・ティンバーウルブズとプレイオフ・カンファレンス決勝第4戦を戦い、128-126で勝利した。サンダーは3勝1敗とし、NBAファイナル進出に王手をかけた。 第3戦では42点差の大敗を喫したサンダーだが、この日は2人のオールスターが奮起した。シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)は40点、9リバウンド、10アシストとトリプルダブル級の活躍。「スコアリングやプレイを作ることを気にしすぎないようにした。利他的な上でアグレッシブになり、自分のスポットでプレイするようにした」と振り返った。 さらに勝負所でシュートを決め続けたジェイレン・ウィリアムズも34点をマーク。ミネソタ州ミネアポリス出身のチェット・ホルムグレンも、21点、7リバウンド、3ブロックを挙げ、ウルブズの猛攻を食い止めるのに貢献した。 一方ウルブズはアンソニー・エドワーズが16点にとどまった。ジュリアス・ランドルもフィールドゴール1/7と不発で5点。サンダーの粘り強いディフェンスに苦戦した。それでもドンテ・ディビンチェンゾやニキール・アレクサンダー・ウォーカーらの活躍で接戦に持ち込み、試合終盤には1ポゼッション差まで詰め寄る意地は見せたものの、逆転するには至らず。ウルブズがリードを奪ったのは、第1クォーターのわずか36秒間だけだった。 エドワーズは、「彼らは自分たちを上回っていたし、50-50のボールをより多く奪っていた」とコメント。しかしディビンチェンゾは、「苦しい戦いだけど、全員で団結し、このゲームから何らかの希望を掴もうとしている」と、後のない次戦でのリベンジを誓った。 第5戦は29日(同28日)にサンダーの本拠地ペイコム・センターで行なわれる。なお、今季のプレイオフでサンダーは、同会場で7勝1敗、得失点差が+191という記録を残している。