ニューヨーク・ニックスは昨季王者ボストン・セルティックスとのプレイオフ・カンファレンス準決勝でシリーズ2勝1敗とリードしている。シーズン開幕前、ニックスが王者の対抗馬になると予想していた選手の発言が注目を集めている。 ニックスは開幕前、NBA入りからミネソタ・ティンバーウルブズ一筋だったカール・アンソニー・タウンズをトレードで獲得。長年の課題だったビッグマンのピースが埋まると、ジェイレン・ブランソンが平均26.0得点、アンソニー・タウンズが平均24.4得点、OG・アヌノビーが平均18.0得点、ミケル・ブリッジズが平均17.6得点、ジョシュ・ハートが平均13.6得点とスタメン5人が見事にハマった。 レギュラーシーズン51勝31敗でイースタン・カンファレンスの第3シードを獲得したニックス。プレイオフ1回戦でデトロイト・ピストンズをシリーズ4勝2敗で破ると、昨年リーグ優勝を果たしたセルティックスとのカンファレンス準決勝も2勝1敗とリードしている。 『Sports Illustrated』は、「ロンゾ・ボールはニックスに関して正しかった」と見出しを打ち、ロンゾ・ボール(シカゴ・ブルズ)が昨年10月、自身がMCの1人を務める番組『The WAE Show Episode』で、ニックスがイースタン・カンファレンスにおいてセルティックスと競い合えるだけの力を持っていると予測していたことを取り上げた。 「ニックスは強くなった。(2024年にアイザイア)ハーテンシュタインを(オクラホマシティ・サンダーへ)放出して以来、センターは課題だった。(ドンテ)ディビンチェンゾ(ウルブズ)も彼らにとって良い選手だが、ブリッジスを獲得したようなものだ」 共同ホストのDMOが「セルティックスと争うはこれで十分だと思う?」と尋ねられると、ボールは「ああ」と回答していた。 ニックスはセルティックスとのカンファレンス準決勝で開幕2連勝。『Bleacher Report』は「対セルティックスのニックスの逆転劇。このシリーズは信じられないくらい素晴らしい」と速報していた。 ニックスは日本時間5月13日(現地12日)、セルティックスとの第4戦に臨む。