日本時間5月8日(現地7日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは前日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で途中退場したステフィン・カリーについて、MRI検査の結果左ハムストリングの肉離れ(グレード1)であることが確認されたと発表した。カリーは1週間後に再評価を受ける予定だという。 カリーはウルブズとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第1戦の第2クォーター途中で負傷。残り8分48秒でドライブからのフローターで得点した後、左足を掴んでいるのが見られた。その後ロッカールームに直行。カリーは13分間出場して13点を挙げていたが、その後チームから試合に戻らないことが発表された。 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「1試合ずつ考えるしかないと思う。第5戦と第6戦の間には(3日間の)休みがあり、多くの人がその3日間でカリーが復帰するかもしれないと言っているが……そんなことを考えている余裕はない。ステフは復帰する時に復帰する。明日の試合に集中し、そこからだ」と、目先の試合にフォーカスしていることを明かした。 『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、カリーが初めての筋肉の張りによる負傷のリハビリにどう対処するかに基づいて復帰時期を決めるという。 第1戦から第5戦までは各試合の間に1日しか休みがないため、カリーは少なくとも第4戦まで欠場する見込みだ。第5戦は負傷から8日後で、その後第6戦まで3日間の休みがある。 ウォリアーズはカリーが不在だったプレイオフの試合で9勝3敗と勝ち越しているものの、最後に欠場したのは2018年のカンファレンス準決勝、ニューオーリンズ・ペリカンズとの第1戦以来だという。それでもカーHCは、「最高の選手がいなくても試合に勝つために何が必要かを理解する必要がある。第1戦はその良い兆候があった」と、カリー不在の戦いにも自信をのぞかせた。
なお、このシリーズの第3戦は兵庫県神戸市の「GLION ARENA KOBE」で開催するイベント『NBA PLAYOFFS パブリックビューイング in GLION ARENA KOBE』にて放映します。詳細は以下のリンクをご参照ください。