インディアナ・ペイサーズは、日本時間5月5日（現地4日）に敵地で行われたクリーブランド・キャバリアーズとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第1戦で121-112と先勝した。 プレイオフ1回戦でミルウォーキー・バックスをシリーズ4勝1敗で破ったペイサーズ。イースト第1シードを獲得したキャブズとの対戦となったカンファレンス準決勝第1戦では、アンドリュー・ネムハードがチームトップの23得点、タイリース・ハリバートンが22得点、13アシスト、パスカル・シアカムとアーロン・ニスミスがそれぞれ17得点をマークし、難敵相手にシーソーゲームを制した。 『ESPN』のジャマル・コリアー記者によれば、殊勲のネムハードは司令塔のハリバートンを称えたという。 「彼はチーム全員をステップアップさせてくれる。ポイントガードとして、昔ながらのプレイスタイルを持っている。誰もが彼と一緒にプレイするのが好きだ。自分の好きな場所に、リズム良くボールを運んでくれるからね」 ハリバートンは「シリーズに臨むにあたって、自信を持って戦うチームでいようと思っている。僕たちが勝つと予想している人たちは決して多くない。劣勢かもしれないが、チームとしてできる限りのことをしようと努力している。自分たちのやっていることを信じ続けるだけだ」と、アップセットに燃えている。 もっとも、相手もレギュラーシーズン64勝を挙げた強豪。ダリアス・ガーランドが欠場したハンデもあった。ハリバートンも「今夜は間違いなく良い気分でいられる」としつつ、相手の反撃に警戒心を強める。 「でも、彼らは（イースタン）カンファレンスで最高のチームだ。とてもハードにプレイするし、反撃してくるだろう。第2戦に向けて、その準備を整えておかないといけない」 第2戦は5月7日（同6日）にキャブズの本拠地で行われる。