プレイオフ1回戦敗退のレイカーズ、「来季優勝するため」に必要なミッション3箇条

ロサンゼルス・レイカーズは、プレイオフ1回戦でミネソタ・ティンバーウルブズにシリーズ1勝4敗で敗れ、今シーズンが終了した。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は敗退後、「ロスターとして、まだまだ道のりは長い」と語ったが、来季の優勝を目指すにあたって、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者が課題を分析している。 レイカーズは今年2月、現在を代表するビッグマンのアンソニー・デイビスを放出し、ダラス・マーベリックスからルカ・ドンチッチを獲得。ドンチッチは移籍後28試合に出場して平均28.2得点、8.1リバウンド、7.5アシストの成績を残したが、プレイオフではあえなく1回戦敗退となった。 ヘリン記者は「ドンチッチはレイカー(レイカーズの選手)だが、それだけでは優勝リングを獲得するには十分ではない。このオフシーズン、レイカーズはどうするべきか」と取り上げている。 レイカーズはデイビス在籍時から、デイビスをパワーフォワードで起用できるように、頼れるセンター獲得の必要性を指摘されていた。デイビスが去ってさらにビッグマンは手薄になり、「レイカーズはゴールを守るビッグマンを見つけなければならない。理想的には、ドンチッチが好むような、ロール時に縦方向から脅威を与えてくれる選手だ」とヘリン記者は言及。ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)もシーズン終了記者会見で「オフシーズンの目標の一つはセンターのポジションにサイズを加えること」と明言している。 また、レイカーズは選手層を厚くする必要があり、キーワードは「ペリメーターディフェンダー」と「シュート」だ。「ドンチッチ、レブロン、オースティン・リーブスはすでに決まっている。レイカーズは新たなセンターを獲得し、ジャクソン・ヘイズはバックアップとして起用され、上手くフィットするだろう。ダルトン・コネクトも復帰し、さらなる飛躍が期待される」状況だが、「そこからが難題」だとヘリン記者は言う。 「ドリアン・フィニー・スミスはレイカーズにとって良い2WAYプレイヤーであり、ダラス時代からドンチッチと繋がりがあった。しかし、彼は1540万ドル(約22億円)のプレイヤーオプション)を放棄し、年俸アップを求めると予想されている。レイカーズは彼を無駄に失うわけにはいかず、その金額を支払わなければならないだろう」 また、ヘリン記者はドンチッチとジェームズとの契約延長・再契約も鍵を握るとしている。 「ドンチッチが今夏レイカーズと契約延長することは間違いない。レブロンも同様の展開になるだろうが、23シーズン目を迎えるかどうかは正式には発表していない。だが、レブロンがこの夏に引退すると考えている人はまずいないだろう。優勝候補のチームを去る可能性もない」 レイカーズが今オフ、どのようなチーム作りを進めるのか注目が集まる。

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