日本時間5月2日(現地1日)、ロサンゼルス・クリッパーズはホームでデンバー・ナゲッツと対戦し、111-105で勝利した。これでクリッパーズとナゲッツは3勝3敗のイーブンとなり、カンファレンス準決勝進出をかけた第7戦に臨むこととなった。 クリッパーズは試合残り6分を切って15点リードしていたが、ナゲッツはそこから11-2のランで猛追。101-107と6点差まで迫った。しかしその後、クリッパーズのノーマン・パウエルが残り1分47秒で3ポイントを成功。ナゲッツの猛追を振り切り、逃げ切りに成功した。 クリッパーズはジェームズ・ハーデンが28点 8アシスト、カワイ・レナードが27点、パウエルが24点をマーク。また、ナゲッツの二コラ・ヨキッチが前半だけで20点を挙げていたが、後半はイビツァ・ズバッツとニコラ・バトゥームを中心としたタフなディフェンスで、相手の大黒柱を苦しめた。ヨキッチは第3クォーター無得点に終わり、後半を通してフィールドゴールを9本中2本しか決められなかった。 第5戦に敗れた後、オフの日に電話で選手たちの様子を窺ったというタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、「選手たちが粘り強く戦ったことを評価する。彼らは落胆することなく、よくやってくれた。選手たちには、チームとして勝つために何が必要かを理解することが重要だと伝えた。彼らはそれを完全に理解してくれた」と、選手たちの戦いぶりを評価した。 ナゲッツは2023年の優勝以来、プレイオフでのエリミネーションゲームは5試合目だったが、この日を含めて4試合で敗れている。また、2020年にカンファレンス準決勝でクリッパーズを破って以来、第7戦に勝利していない。 第7戦は4日(同3日)にデンバーで行なわれる。