タイリース・ハリバートンの父ジョンが、インディアナ・ペイサーズの試合への帯同を当面見合わせるようだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が、ペイサーズの広報担当者の話として報じている。 シャラニア記者によると、ホーム、アウェイ両方の試合が対象で、ペイサーズのフロントの決断にジョンも理解を示しているという。 ジョンは先日行なわれたミルウォーキー・バックスとのプレイオフ1回戦第5戦後、コート内に入りヤニス・アデトクンボと対立。その後アデトクンボは「無礼」とジョンを糾弾していた。「自分は勝利に謙虚であるべきと信じている。多くの人が、試合に勝ったら好き放題に悪態をついて、誰に対しても無礼を働くことが許されると思っている。自分はそうは思わない」と怒りをあらわにしていた。 試合後ジョンはSNSを通して、「今夜の試合後の自分の行動について、ヤニス、ミルウォーキー・バックス、そしてペイサーズの組織に心からお詫び申します。これはスポーツや息子にとって良いことではありませんでした。二度とこのような過ちを犯さないようにします」と謝罪していた。またタイリースも、父の行動は行き過ぎたものだったと振り返り、父と話をしたことを明かしている。 なお、ペイサーズは日本時間5月5日(現地4日)に、クリーブランド・キャバリアーズとカンファレンス準決勝第1戦を戦う。