日本時間4月23日(現地22日)、ミルウォーキー・バックスは敵地でインディアナ・ペイサーズとプレイオフ1回戦第2戦を戦い、115-123で敗れた。バックスはデイミアン・リラードが待望の復帰を果たしたものの、久々の試合ということもあり14点にとどまった。 リラードは試合当日の朝、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)への電話で、第2戦に出場する意思を伝えたという。フィールドゴールは13本中4本しか決められなかったが、先発して36分もコートに立った。「長い間プレイしていなかったことを考えると、かなり良い感じだった」と、試合後に本人も振り返っている。 右ふくらはぎの深部静脈血栓症のため3月中旬に離脱して以降、わずか3回しか練習できなかったという。さらに、体力を維持するために有酸素運動もあまりできなかった。その影響か、後半はフィールドゴールが1/7、3ポイントが1/6と疲れも見えた。 「少し息切れしたけど、みんなも少しはあったと思う。疲れているかどうかはあまり考えていなかった。ただ、ここでやるべきことをやらないとっていう感じだった」 一方勝利したペイサーズは、パスカル・シアカムとタイリース・ハリバートンがチームを牽引した。シアカムは24点、11リバウンド、ハリバートンは21点、12アシストを記録。ハリバートンはシアカムについて、「彼はNBAで最も過小評価されている選手だと思う。プレイに一貫性があって、とても安定している」と絶賛した。 ペイサーズは試合開始からわずか7分半で31-16とリードを奪うと、その後も試合のペースを握り続けた。終盤、バックスに13-0のランを許して試合残り2分31秒で115-103と詰め寄られるも、シアカムの3ポイントを皮切りに8-2と一気に突き放し逃げ切った。 第3戦は26日(同25日)にミルウォーキーで行なわれる。