日本時間4月21日(現地20日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツがプレイオフ1回戦第1戦を戦い、第7シードのウォリアーズが95-85で初戦を制した。 ウォリアーズはステフィン・カリーがフィールドゴール19本中12本、3ポイントシュート9本中5本を成功させ、ゲームハイの31点を記録。さらにジミー・バトラーも25点、7リバウンド、6アシスト、5スティールをマークした。 ドレイモンド・グリーンは、「自分たちが勝つにはステフ・カリーが素晴らしいプレイをすることが必要だ。そして彼はそうした」と、カリーの活躍を称賛。スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も、「いくつか素晴らしいプレイを見せてくれた。ジミーとともにオフェンスを牽引していたね」と振り返っている。 ウォリアーズは第3クォーターに一時23点のリードを奪ったものの、ロケッツが意地を見せて第4クォーター開始時に60-69と9点差にまで迫った。さらに試合残り約5分半でアメン・トンプソンの得点により4点差に縮めたものの、その直後にカリーがこの日5本目の3ポイントをヒット。流れを渡さなかった。 粘るロケッツは残り約2分半でフレッド・バンブリートの3ポイントで再び4点差まで縮めたが、今度はモーゼス・ムーディーの3ポイントを皮切りに7-0のランを許し、勝負は決した。 グリーンは「もっと良いプレイができると思う。それが励みになる部分だ。自分たちはまったく良いプレイをしたとは思わない」と、敵地での勝利にも気を緩めなかった。 カーHCはプレイオフ通算100勝目。ラリー・ブラウンと並び、プレイオフの通算勝利数で歴代6位タイとなった。 2020年以来のプレイオフとなったロケッツは、アルペレン・シェングンが26点。しかしバンブリートとジェイレン・グリーンがシュートタッチを掴めず、2人でフィールドゴールを34本放ち7本しか決められなかった。 第2戦は24日(同23日)に再びヒューストンで行なわれる。