日本時間4月21日(現地20日)、クリーブランド・キャバリアーズとマイアミ・ヒートがプレイオフ1回戦第1戦を戦い、ホームのキャバリアーズが121-100で勝利した。 勝利のキーマンとなったのはタイ・ジェロームだった。自身初のプレイオフ、途中出場ながら26分で28点を記録。とりわけ第4クォーターではチームの24連続得点に自身の得点またはアシストで絡み、存在感を発揮した。 さらに、ドノバン・ミッチェルは30点、ダリアス・ガーランドも27点と活躍。インサイドを積極的に攻め、得点かキックアウトするかを適切に判断することで、ヒートのディフェンスを攻略した。 なお、キャバリアーズのジェローム、ガーランド、ミッチェルの3人は、プレイオフで全員が25点以上を記録したリーグ史上4組目のガードトリオとなった。 この日、最優秀シックスマン賞のファイナリストに選ばれていたジェロームは、「昨年はプレイできず、プレイオフも見ることしかできなかった。(試合に出られるのは)本当に特別なことなんだ。チームメイトとコーチングスタッフが信頼してくれたおかげ」と、活躍の理由に仲間の存在を挙げている。 8歳の頃にAAUのチームでジェロームと初めて一緒にプレイしたというミッチェルは、「これがタイ。驚くようなことじゃない。彼はずっとこうだったんだ」と、この日の活躍は当然のものだったと語った。 ヒートはプレイイン・トーナメントの2試合で計68点を挙げていたタイラー・ヒーローが、前半こそ17点を挙げるも後半は徹底マークに苦しみ、4点に封じられた。 第2戦は24日(同23日)に再びクリーブランドで行なわれる。