ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレイオフ1回戦を控えるヒューストン・ロケッツのディロン・ブルックスが、メディア対応を行なった。これまでプレイオフでは激しい戦いを繰り広げてきた2チームだけに、今回のシリーズでも接戦が期待されている。 ブルックスは今季ロケッツがウェスト2位に躍進した一翼を担う存在であるが、テクニカルファウルが多いのが気がかり。レギュラーシーズンでは16度コールされ、ペナルティで1試合の出場停止処分を科せられている。記者から、日本時間4月21日(現地20日)からスタートするウォリアーズとのシリーズで誰か退場者が出るか問われると、「分からない」と答えつつ、自身の退場はないと語った。 「自分は退場しないだろう。そういうのは他の誰かに任せるよ」 ブルックスが言う「他の誰か」とは、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンと思われる。鼻っ柱が強いグリーンは、今季テクニカルファウルを13回コールされていた。 ただし、ブルックスとグリーンはそれぞれ今季1度ずつしか退場していない。ロケッツのフレッド・バンブリートが3回、アメン・トンプソンが2回退場処分を科されていると、『NBC Sports Bay Area』は報じている。 シリーズが熱を帯びていくのに伴って、ブルックスとグリーンもヒートアップしていくのは確実。しかし勝利を優先し、沈着冷静に対応できるか否かが、シリーズの趨勢を分ける一つの要因となりそうだ。