オーランド・マジックのジャマール・モズリーHC（ヘッドコーチ）が、フロリダ州立大学で起こった銃撃事件についてコメントした。 この事件では、2人が死亡、6人が負傷したと捜査当局から発表されている。日本時間4月18日（現地17日）の練習後、インタビューに応じたモズリーHCは、メディア対応時、質問を受ける前に冒頭で以下の事を語った。 「フロリダ州立大学で起こっていること……迅速に対応されることを願い、この影響を受けた人々のために祈り続けることができるよう、思いと祈りを捧げたいと思う。バスケットボールの試合やプレイオフシリーズよりも命の方が常に大切。今この瞬間に我々が覚えておくべきことだ」 オーランドからおよそ400㎞の位置にあるフロリダ州立大学は、マジックのジョナサン・アイザックがNBA入り前に1シーズン在籍していた。練習中に第一報を聞いたというアイザックは、「頭の中が混乱している。詳細はまだ分からないけど、悲しいよ。どこで起こっても悲しいことだけど、フロリダ州立大学で起こったということは、自分にとって大きな意味を持つ」と語った。 モズリーHCは、「団結することが大切」と語った。 「我々がするすべてのことにおいて人間性を見出すことだ。命が失われたのだから。我々はバスケットボールの試合をするけど、人間として団結することについて理解を深めるほど、物事は良くなると思う」 16日（同15日）にアトランタ・ホークスを破りプレイオフ第7シードを確保したマジックは、21日（同20日）からボストン・セルティックスとの1回戦に臨む。