日本時間4月15日（現地14日）、フェニックス・サンズはマイク・ブーデンホルザーHC（ヘッドコーチ）を解任したと発表した。チームは声明で「最高レベルで競い合うことが我々の目標であり続けているが、今シーズンは期待に応えられなかった。我々のファンはもっと良いものを求めている。変化が必要だ」と述べた。 今季サンズの戦績は36勝46敗で、ポストシーズン進出を逃した。なお、サンズはモンティ・ウィリアムズ（2023年）、フランク・ボーゲル（2024年）、ブーデンホルザーと3年連続で指揮官を解任している。 『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、ブーデンホルザーが選手たちとの関係性に問題を抱えていたと報じている。サンズは今後、広範囲にわたって後任候補を探していく予定だ。 ブーデンホルザーは昨季終了後、5年5000万ドルでサンズの指揮官に就任した。ミルウォーキー・バックスを指揮していた2021年に優勝を経験し、攻守両面の戦略が評価されたからだ。しかし今季は8勝1敗と好スタートを切りながらもプレイオフを逃した3例目のチームとなってしまった。さらに3月と4月には、10点差以上での8連敗を喫した。 『ESPNリサーチ』によると、デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールが揃って出場した試合で、昨季は26勝15敗だったものの今季は19勝18敗だった。 今年のオフ、サンズはデュラントのトレード交渉を行なうと予想されており、ビールの今後についても話し合いが行なわれると見られている。