日本時間4月9日（現地8日）、メンフィス・グリズリーズのジェイレン・ウェルズが試合中の接触で右手首を骨折するアクシデントに見舞われた。 シャーロット・ホーネッツ戦に出場したウェルズは、ジャ・モラントのパスを受けてダンクをしようと飛び上がった際、後方から追いつこうとしてきたホーネッツのKJ・シンプソンが接触。空中でバランスを崩したウェルズは、身体が横向きの状態でコートへ転落してしまった。 その後ウェルズは約8分倒れたままとなり、医療スタッフによって頭部を固定された状態でストレッチャーに乗せられていた。結果、右手首の骨折が判明したものの、手足が動くことは確認され、すでに退院もしているという。 今季1年目のウェルズは、79試合に出場して平均10.5点、3.4リバウンドを記録。オールルーキーチーム入りが確実視されている。しかし今回の負傷で長期間の離脱を余儀なくされると見られている。 なお、ウェルズが搬送されるまで、両チームのウォームアップ時間を含め試合は23分間中断された。リプレイ検証の結果、レフェリーはシンプソンに対して不必要な接触があったとして、フレイグラントファウル2を宣告。退場となった。 試合後、シンプソンは自身のXでウェルズに対して直接謝罪したことを報告。そのポストに対してウェルズも「ありがとう」と返事するなど、両者にわだかまりはないことを示した。