フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のジョエル・エンビードが、来週に左膝の関節鏡手術を受ける予定だという。『ESPN』によると6週間後に再評価されるようだ。 直近数週間にわたって、シクサーズとエンビードは膝の問題に対する解決策を模索していた。医師や専門家との相談の結果、手術という決断に至ったようだ。 今季エンビードは平均23.8点、8.2リバウンド、4.5アシストを記録。しかし出場はわずか19試合にとどまった。2022-23シーズンにMVPを受賞し、翌2023-24シーズンには出場時間よりも平均得点が多いという史上2人目の快挙を達成するペースでプレイしていたが、今季はその頃のような姿は見られなかった。 シクサーズはエンビードだけでなく、ポール・ジョージやタイリース・マクシー、新人王候補だったジャレッド・マケインも怪我で満足に出場できず。直近では9連敗中で、過去30試合でも26敗。今季は8シーズンぶりにプレイオフ出場も逃した。 今季終了後のNBAドラフトでは上位指名権の獲得が期待されるが、プロテクトされているのは6位まで。ロッタリーで7位以下となってしまった場合、5年前のトレードの関係でオクラホマシティ・サンダーへ指名権を譲渡することとなっている。