ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、左膝前十字靭帯の修復手術を受けたようだ。手術は無事成功したと、『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。アービングの左膝の損傷は前十字靭帯断裂のみで、他の靭帯や半月板に損傷はないという。 アービングは日本時間3月4日（現地3日）のサクラメント・キングス戦、第1クォーター終盤で同箇所を負傷していた。負傷前、アービングは10試合で平均39.3分出場。ルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズにトレードで放出した直後から出場時間が増えていた。 今季、自身9度目のNBAオールスターにも選出されていたアービングは、平均24.7点、4.8リバウンド、4.6アシストを記録。平均20点以上、3ポイント成功率40%以上、フリースロー成功率90%以上を記録している、今季唯一の選手だった。また『ESPN』によると、14年のキャリアでこれらの数字をクリアしたのは5度目だったという。 アービングは2023年に3年1億2600万ドルの契約を結んでおり、最終年となる2025-26シーズンの契約（4390万ドル）はプレイヤーオプションとなっている。 なお、アービング離脱以降、マーベリックスは3勝8敗と苦しんでいたが、25日（同24日）のブルックリン・ネッツ戦からアンソニー・デイビスが復帰。26分間出場し、12点、6リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロックを記録し、チームを勝利に導いた。