クリーブランド・キャバリアーズは日本時間3月22日(現地21日)に敵地で行われたフェニックス・サンズ戦で112-123と敗れ、今季初の4連敗を喫した。エースのドノバン・ミッチェルは失速の責任を受け止めている。 フランチャイズ記録の16連勝をマークするなど好調をキープしてきたがキャブズに、勢いの衰えが見えてきた。サンズ戦では、ミッチェルが31分間のプレイで今季自己最少の7得点(フィールドゴール2/18、3ポイント0/8、フリースロー3/4)と苦しみ、チームも敗れた。 『CBS SPORTS』のジェームズ・ハーバート記者によれば、ミッチェルは試合後に「僕の責任だ」と、悔しさを滲ませたという。 「リーダーが何もやらなければ、こういうことになる。もっとしっかり守備をし、リバウンドを取らなければならない。だけど、僕が本来の力を発揮できなければ、チームも目指すところに到達できない」 ミッチェルは左鼠径部の痛みで2試合を欠場。復帰後はオーランド・マジック戦、ロサンゼルス・クリッパーズ戦、サクラメント・キングス戦、サンズ戦と全4試合で敗れている。コンディションに関して「大丈夫」と不安を一蹴していたが、直近6試合は平均18.8得点、フィールドゴール成功率29.6%、3ポイント14%(7/50)と不振は明らかだ。 「この4試合、このような状況が続いていて4連敗している。全て僕の責任だ。チームのためにもっと頑張らないといけない。1年間ずっとチームのために頑張ってきたんだからね」 同僚のエバン・モーブリーは「全てが彼のせいだとは思わない」とミッチェルを擁護。しかし、ミッチェルは「批判から逃げるつもりはない」とし、「これが僕の役割であり、僕の仕事。努力を続ける」とエースの自負を覗かせていた。