ゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間3月19日(現地18日)に本拠地で行われたミルウォーキー・バックス戦で104-93と勝利した。相手エースのヤニス・アデトクンボを20得点に抑えたドレイモンド・グリーンは、自身2度目の最優秀守備選手賞に意欲を見せている。『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者が伝えた。 スタメン出場したグリーンは36分間プレイ、得点こそ「3」だったが、10リバウンド、4アシスト、2スティール、4ブロックと主に守備面でチームに貢献した。 『Second Spectrum』によれば、グリーンはアデトクンボとのマッチアップでシュート7本を全て失敗させ、試合トータルでも今季の平均(30.2)を下回る20得点(フィールドゴール5/16、3ポイント0/1、フリースロー10/15)に抑えた。 これまでオールディフェンシブ1stチーム選出4回、2ndチーム選出4回、2017年にはスティール王と最優秀守備選手賞も獲得しているグリーン。ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「ドレイモンドのヤニスに対する守備は凄かった。ヤニスをフィールドゴール(成功)5本に抑えたことは、今でも世界有数のディフェンダーの1人であることを証明した。ディフェンスだけでなく、リーダーシップ、エネルギーがあった」と評価した。 グリーン自身、自身がもたらす守備面でのポジティブな要素には自信があるようだ。 「リーグを見渡しても、俺のようにディフェンスでゲームに影響を与える選手は少ない。相手チーム全体のオフェンスを完全に崩壊させる選手はあまり見ない。1000%ね。ウェンビー(サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマ)の時は、彼が勝ったように見えた。そして今、DPOY(最優秀守備選手賞)は目の前にある。100万%の確率で、俺には勝算があるし、残り13試合、その勝算を築き続けるつもりだ。今夜はその典型的な例だった」 また、グリーンは自身2度目となる最優秀守備選手賞に意欲を見せている。 「この賞はスタッツに基づいていて、そのスタッツは必ずしもストーリーを物語るものではない。でも、もう1回欲しい。俺はまだ引退していないし、まだチャンスはある」 グリーンは35歳となった今なお、貪欲に戦い続ける。