左腓骨骨折により、日本時間1月2日(現地1日)のオーランド・マジック戦を最後に欠場しているデトロイト・ピストンズのジェイデン・アイビーが、今季中の復帰を目指しているという。『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者が伝えている。 23歳のアイビーはウォーキングブーツを外し、体重負荷をかけた筋力強化運動やランニング、シューティングを開始したという。チームはリハビリ段階の進捗状況に応じて、4週間後に再度状況を更新するとしている。 負傷以降、初めてメディア対応を行なったアイビーは、「身体が準備完了となる時が来るだろう。それがいつになるかは分からないが、とにかく毎日の日々を過ごしている」と語った。 また、「うまくいけば」今季中に復帰したいという願望を明かした。キャリア3年目の今季、離脱するまでの30試合では平均17.6点、4.1リバウンド、4.0アシストを記録。チームも好調で、今季はプレイオフを狙える位置にいる。 アイビーは「(チームの好調で)間違いなくモチベーションが上がっている。コートに戻りたいんだ。チームメイトたちがコートに出て懸命に競い合っているのを見ると、自分もそうしたくなる。励みになっているし、ワクワクしてくるよ」と語った。 コート外で復帰を目指すアイビーを、チームメイトたちもケアしているという。ケイド・カニングハムからは、「君が戻ってきたらさらにレベルが上がる」と声を掛けてもらっているようだ。 「チームは自分がいなくても勝っている。『もし自分が復帰して勝てなくなったらどうしよう』と考えてしまうことがあるんだ。怪我をした選手はいろんな考えや感情を抱いてしまうからね。でも彼からの言葉は本当に励みになったし、復帰へ向けた努力を継続させてくれた。彼と一緒にプレイするのが楽しみだよ」