日本時間3月6日(現地5日)、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントがホームで行なわれたオクラホマシティ・サンダー戦で復帰した。右三角筋挫傷で2試合欠場していたが、この日は32分出場して24点、6アシストをマーク。しかし、シュートは22本中8本、3ポイントは9本中2本しか決まらず、試合にも103-120で敗れた。試合後モラントは「酷かった」と振り返っている。『AP通信』が伝えている。 「出場するべきじゃなかった。でもコートに立った。まあ出ようと出まいと何か言われただろうけど」 今季モラントは怪我や病気などで24試合を欠場しているが、SNSでは試合に出ないエースに対して不満を述べるポストも散見される。しかし、モラントは出場している試合でも怪我を抱えながらコートに立ち続けた。 「正直なところ、シーズンを通して(怪我を抱えながら)プレイを続けてきた。それが現実だ。勝利を手にしなければならないんだ」 グリズリーズはチームトップの平均22.7点を挙げているジャレン・ジャクソンJr.も左足首の負傷で離脱している。チームは38勝24敗でウェスト4位。ポストシーズンへ向けて弾みをつけるべく、満身創痍のなか強行出場したモラントだったが、勝利を掴むには至らなかった。