日本時間3月5日(現地4日)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、レギュラーシーズン、プレイオフの通算得点が5万得点に到達した。通算4万9999点で迎えたこの日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦、第1クォーター残り8分34秒でルカ・ドンチッチからのアシストで3ポイントを沈め、大台をクリア。 その後のタイムアウトでは、レイカーズの場内アナウンサーがジェームズの偉業について、「私たちは今、歴史的瞬間を目撃した」とアリーナのファンに伝えた。 ジェームズはこの試合で34点、8リバウンド、6アシストを記録し、136-115の勝利に貢献。レイカーズは直近20試合で17勝を挙げ、ウェスト2位に浮上した。 なお、ジェームズはレギュラーシーズンで通算4万1871点、プレイオフで8162点を記録しており、いずれも歴代1位である。「世界最高のリーグで、世界最高の選手たちと対戦し、キャリアを通じてこれだけ多くの得点を挙げられたことに、心から感謝している」と、試合後のインタビューで語った。 30点、8リバウンド、15アシストでジェームズとともに勝利に貢献したドンチッチは、ジェームズについて「信じられないよ。あの年齢でこんなプレイをする姿を見ていると、ただただ信じられない気分だ。5万点なんて凄いよ。7万点に到達するかもしれないね」と冗談交じりに語った。 昨年末に40歳となって以降、28試合で平均26.4点、8.2リバウンド、8.1アシスト、FG成功率54.1%、3ポイント成功率42.3%を記録している。長く活躍できる秘訣について問われたジェームズは、「プロセスへの愛を失わないこと」と明かしている。 「プロセスを愛し続けること、それが毎年最も難しいことだ。長いシーズンになることは分かっている。82試合あり、そのうち41試合はロードだ。移動も多い。そして年を重ねるごとに、それはさらに違った影響を与える。家族がいれば、さらに違った影響を受ける。だからプロセスなんだ。プロセスへの愛を失わないようにすることが最も難しいことなんだ」