日本時間3月4日(現地3日)、NBAはクリーブランド・キャバリアーズのタイ・ジェロームが公の場でレフェリーを批判したとして、2万5000ドルの罰金処分を科したと発表した。ジェロームは前日に行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦後、レフェリーのナタリー・サゴを名指しで非難していた。 『AP通信』によると、ジェロームは「今夜のレフェリーは本当に良くないと思った。特にナタリーは本当に酷かった。レフェリーが試合のコントロールを失っているというのはよくあることだから、こちらが冷静さを保たないと。前半はおかしかったし、特に第3クォーターは酷かった」とメディアに語っていた。 なお、ブレイザーズ戦では53回のパーソナルファウルがコールされ、そのうち27回はキャバリアーズのものだった。 途中出場のジェロームは25点、5リバウンド、6アシストを記録し、キャバリアーズが18点のビハインドから追い上げ、オーバータイムに持ち込む原動力となった。しかしジェロームはサゴに何かを言ったことでテクニカルファウルをコールされていた。 キャバリアーズのケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)も、ジェロームと同様に、試合を停滞させた多くのファウルコールについてレフェリーを批判している。 「試合は非常に途切れ途切れだった。後で映像を見直す必要がある。このリーグには素晴らしいレフェリーがいる。ただ、ファン、メディア、私たちコーチにとって素晴らしい試合ではなかったと思う。常に試合が中断しているように感じた。それ以上は言わないでおくよ」