日本時間2月28日（現地27日）、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがキャリア初のトリプルダブルを達成した。フェニックス・サンズ戦に出場したウィリアムソンは、27点、10リバウンド、11アシストを記録し、124-116での勝利に貢献。ペリカンズは今季最長となる3連勝を達成した。 ペリカンズのウィリー・グリーンHC（ヘッドコーチ）は、「NBA、ファン、すべての人への注意喚起だ。（トリプルダブルは）彼が毎晩できること。我々もグループとしてそれを成し遂げられるよう努力している」と、ウィリアムソンにとっては決して難しい事ではないと強調した。 なお、ウィリアムソンは31分のプレイでトリプルダブルを達成。試合後、「最高だよ」と振り返っている。 「達成できそうな瞬間は何度もあったけど、決して無理はしなかった。今日はチームメイトたちが『今夜達成するんだ』って言ってくれたんだ。コーチとチームメイトに感謝しないとね」 今季の戦績は16勝43敗でプレイオフ進出はかなり厳しい状況だが、度重なる怪我に泣かされてきたウィリアムソンの活躍はチームにとっても喜ばしいものだろう。無論、ウィリアムソン自身にとっても励みになったようだ。「このような夜は、自信を取り戻し、自分が何者であるかを再認識する上で非常に重要だ」と、試合後に振り返っている。