2018年のNBA入りからダラス・マーベリックス一筋でプレイしてきたルカ・ドンチッチは、日本時間2月3日（現地2日）に3チーム間の大型トレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍となった。マブズOBのダーク・ノビツキーもフランチャイズの顔だった後輩の移籍には衝撃を受けたという。 ドンチッチは2018-19シーズンの新人王を皮切りに、キャリア6年間でオールスター出場5回、オールNBA1stチーム選出5回、昨季は平均33.9得点で自身初の得点王にも輝いた。 今季も怪我で欠場がかさんだものの、出場した試合では平均28.1得点、8.3リバウンド、7.8アシスト、2.0スティールの成績をマークしていた。その中で、アンソニー・デイビスらとのトレードで、レイカーズ移籍が決定。レブロン・ジェームズとコンビを組むことになった。 マブズを背負う存在だっただけに、ドンチッチ移籍はリーグ全体にも衝撃を与えた。NBAキャリア21年、マブズ一筋でプレイし、現役ラストイヤーの2018-19シーズンはドンチッチと一緒にプレイした殿堂入り選手のノビツキーも驚きを隠せなかったという。 『96.7 The Ticket』で明かしたところによれば、ノビツキーは家族とモルディブで休暇中に携帯が鳴り、ドンチッチのトレードを知り、その後、本人とテキストメッセージでやりとりしたようだ。 「（トレードは）誰よりもショックだったし、驚いた。本当に信じられなかった。失望した部分はあるし、悲しかった。彼はこんなことになるとは思っていなかったはずだ」 ノビツキーは2月11日（同10日）のユタ・ジャズ戦に招待され、アリーナに足を運んだと話す。 「彼はLAでの最初の試合に招待してくれた。彼をサポートしなければいけないと感じた。報道もあったように彼はかなり落ち込んでいたし、起ったことには失望していた。だから、彼のため、彼の家族のためにもそばにいたかった。私のように（マブズで）キャリアを終えたかったはずだ。彼がレイカーズでプレイするのを見るのは非現実的だった。私は決してレイカーズのファンにはならないだろうが、ルカのファンであることは変わらない」 NBA7年目のドンチッチもまだ25歳。今後はレイカーズでジェームズと並ぶチームの顔として先頭を走る。