NBAで最も価値のあるフランチャイズはどこか。『CNBC』のマイケル・オザニアン記者が本拠地とするアリーナの経済状況、オーナーに発生するコンサートなどNBA以外の収益も含めた“企業価値”を独自に算出している。 <評価額TOP5> 1位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ/94億ドル(約1432億円) 2位:ニューヨーク・ニックス/75億ドル(約1142億円) 3位:ロサンゼルス・レイカーズ/70億ドル(約1066億円) 4位:シカゴ・ブルズ/58億ドル(約883億円) 5位:ヒューストン・ロケッツ/57億ドル(約868億円) トップは2015年以降でリーグ優勝4回を果たしているウォリアーズだ。オザニアン記者は「彼らは新しいアリーナ(チェイス・センター)からの収益を最大化するという、信じられないほど素晴らしい仕事をした」と評価している。 「ウォリアーズにとってもタイミングは最高だった。彼らはチャンピオンになりつつある時期に引っ越してきた。ステフィン・カリーという、間違いなくNBAでもトップクラスの選手を擁しているから、シーズンチケットやアリーナのスポンサーシップ、アリーナの命名権などを売ることができたんだ。スポンサーシップとシーズンチケットを複数年契約で売ることができたから、今後5年間、アリーナ収入の大部分は保証されている」 オザニアン記者は、ウォリアーズに関して「仮に昨シーズンのようにプレイオフに進めず、つまずいたとしても、シーズンチケットの保有者が逃げ出すようなことはなかった。逃げたくても逃げられないんだ」としている。 また、評価額の少ないフランチャイズは以下の通りとなった。 1位:メンフィス・グリズリーズ/32億ドル(約487億円) 2位:ミネソタ・ティンバーウルブズ/32億5000万ドル(約495億円) 3位:ニューオーリンズ・ペリカンズ/33億ドル(約503億円) 4位:シャーロット・ホーネッツ/33億5000万ドル(約510億円) 5位:インディアナ・ペイサーズ/34億ドル(約518億円)