先日のトレード期限日でシャーロット・ホーネッツへのトレードが決まったものの、交換相手のマーク・ウィリアムズの健康問題によって取引が取り消しとなってロサンゼルス・レイカーズへ出戻ることとなったダルトン・コネクトが、激動のルーキーイヤーについて心情を明かした。 日本時間2月13日(現地12日)のユタ・ジャズ戦で久々にレイカーズのユニフォームに身を包んだコネクトは、「クレイジーな時間だった。まるで映画のようだった」と振り返っている。 コネクトによると、6日(同5日)にレイカーズの練習場でシュートドリルの前にいつものルーティンをこなしていたところ、20本目のフリースローを終えたところで中断されたという。その後ロブ・ペリンカGM(ジェネラルマネージャー)と会い、キャム・レディッシュ、ドラフト指名権とともに、ホーネッツへトレードされたことを知らされた。 「辛かった。僕はここにドラフトされたんだ」と当時を振り返ったコネクトだが、すぐにロサンゼルスからシャーロットへ向かい、新天地に合流。その後ホーネッツの一員としてデトロイトへ飛び、ピストンズ戦で新たなデビューを控えていた。 しかしデトロイトに到着後、再びペリンカGMからトレードが取り消しになったことを伝えられたという。そしてまたロサンゼルスへ戻り、翌日にペリンカとJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)に会ったというのだ。 NBA1年目ながら激動の数日を過ごすこととなったコネクトは、「僕はただバスケットボールがしたいだけ。JJとロブにはそう伝えたよ。ビジネスであることは理解しているから、最後に『ただバスケットボールをやろう』って彼らに言ったんだ」と、コート上での仕事に集中すると伝えたと明かした。 なお、ホーネッツはウィリアムズがレイカーズの身体検査にパスしなかったことについて、リーグに異議申し立てをしていると『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は報じている。その件について問われたコネクトは、事情について「まったく分からない」と答えつつ、レイカーズに残りたいという意思を示した。 「何でも起こってしまうもの。どこへ行っても一生懸命にプレイするつもりだ。それがLAであることを願っているよ」