日本時間2月9日（現地8日）、マイアミ・ヒートから移籍してきたジミー・バトラーが、ゴールデンステイト・ウォリアーズの一員として初めて試合に出場した。敵地で行なわれたシカゴ・ブルズ戦に先発したバトラーは、28分プレイしてチーム2位の25点、4アシストを記録。132-111での勝利に貢献した。 初戦から結果を残せた理由のひとつに、ドレイモンド・グリーンの存在が挙げられる。フリースローの場面で、2人が戦術について話す場面が見られた。試合後、バトラーはグリーンとの会話について明かしている。 「彼は彼が見ているものを教えてくれ、自分は自分が見ているものを彼に伝えていた。正直、今は（ウォリアーズの）プレイをほとんど知らないから、コート上でどこに行くべきか彼が教えてくれている。新参者である自分に対して、寛大に接してくれている。リーグに長くいる自分に対しても、道を示してくれるんだ。ドレイモンドにとても感謝しているよ」 2人はリーグ随一の個性的な選手ということもあってか、コート上での連携を不安視する識者もいた。そんななかで見せた勝利という目標に向けて助け合う両者の姿に、終盤戦でさらなるケミストリーの向上を期待したファンは少なくないはずだ。