日本時間2月7日(現地6日)、5チームが絡むトレードでマイアミ・ヒートからゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍したジミー・バトラーが入団会見を行なった。ヒートでは今季3度の出場停止処分を科されるなど厳しい状況だったが、心機一転、新たなチームでのやる気に満ちているようだ。 「またバスケットボールができて本当に嬉しい。素晴らしい才能を持った選手たちがいるこのチームの一員として、勝利に貢献し、何か特別なことを成し遂げる機会が与えられたことを嬉しく思う。それがこのチームに自分がいる理由だと思うし、みんなが望んでいること。優勝するためにベストを尽くすよ。本気さ」 ウォリアーズではステフィン・カリーとチームメイトとなる。絶対的な大黒柱とのフィットについて問われると、バトラーは「ステフにボールをパスして道を空ければいい、簡単だよ」とエースをサポートする意思を示した。 今回のトレードでバトラーは、2025-26シーズンからの2年1億2100万ドルの契約延長を結んだと言われている。契約延長がトレードを望んだ最大の理由ではないとはしたが、「満足はしている」と明かした。 「一番大きかったのは、僕がまたバスケットボールができるようになることだ。僕はただ、長い間やってきたことをしたいだけなんだ……。もう出場停止にならなくて、とても嬉しい」 ヒートではチームを2度NBAファイナルに導くなど結果を残してきたバトラーだが、最後はフロントと対立するなど決してきれいな別れとはならなかった。それでも、「彼らは僕にチャンスをくれたし、僕も最高レベルの仕事をしたと思う。組織の人たち、かつてのチームメイトたちをとても尊敬している。彼らのベストを常に願っている」と、エールを送った。