現地6月26日、デトロイト・ピストンズが、NBAドラフトの当日に合意に至ったクリーブランド・キャバリアーズとのトレードが正式に成立したことを発表した。このトレードにより、ピストンズはドラフト1巡目30位で指名したケビン・ポーターJr.をキャバリアーズに送り、その見返りとして将来の2巡目指名権と金銭を受け取った。 ピストンズが受け取った将来の2巡目指名権は、もともとユタ・ジャズが持っていた2020年の2巡目指名権、もともとポートランド・トレイルブレイザーズが持っていた2021年と2023年の2巡目指名権、もともとマイアミ・ヒートが持っていた2024年の2巡目指名権の、合計4つだ。 ピストンズが持っていた今年のドラフト30位指名権は、同20日にミルウォーキー・バックスとの間で行ったトレードによって獲得したものだ。この時のトレードで、ピストンズはバックスからトニー・スネルと今年のドラフト30位指名権を受け取り、バックスはフォワードのジョン・ルアーを受け取っていた。 昨シーズン、スネルは74試合に出場し、1試合平均6得点、2.1リバウンドを記録した。27歳のスネルは、来シーズンでプロ入り7年目のシーズンを迎える。 2011年のドラフトでバックスに指名されてNBAデビューしたルアーは、昨シーズンはピストンズで41試合に出場し、1試合平均3.8得点、2.4リバウンドを記録した。