「ルカは絶対にこんな扱いを受けるべきじゃない」 ルカ・ドンチッチの父が息子のトレードに激怒

ルカ・ドンチッチがダラス・マーベリックスからロサンゼルス・レイカーズへトレードされた一件は大きな話題となった。ドンチッチもロサンゼルスに到着し、早速ファンへのメッセージをSNSで発表しているが、父はマーベリックスが下した決断に激怒しているようだ。ドンチッチの母国スロベニアのメディア『Arena Sport 1』のインタビューに応じたドンチッチの父は、今回のトレードを秘密裏に行なったマーベリックスを「偽善的」と非難した。 「ある哲学に同意できなくなる瞬間が来ること、それは理解できる。あの選手やこの選手が好きではないというのも理解できる。ただ、こういう秘密主義というか偽善というか、こういうやり方は個人的には傷つくね。ルカは絶対にこんな扱いを受けるべきじゃないと思う」 マーベリックスのニコ・ハリソンGM(ジェネラルマネージャー)はトレードの理由に、アンソニー・デイビスの守備力を挙げ、「ディフェンスこそがチャンピオンシップを制する」と述べ、ドンチッチの今後の契約状況も懸念材料だったことを認めた。 しかし『ESPN』のティム・マクマホン記者によると、ドンチッチのコンディションに関する懸念がトレードを打診した主な要因だったという。今季ドンチッチはクリスマスに負った左ふくらはぎの負傷もあって、 22試合しか出場していない。また関係者がマクマホン記者に語った情報によると、マーベリックスの意思決定者たちは、ドンチッチの食事とコンディショニングに対する不誠実なアプローチについて組織全体が不満を抱いており、それがドンチッチの耐久性に悪影響を及ぼしていると考えていたとの話もあるという。 とは言えドンチッチは昨季、レギュラーシーズンで70試合に出場し平均37.5分プレイ。さらにNBAファイナルにも進出したポストシーズでは、22試合で平均40.9分間もコートに立っていた。 父は「(ルカのコンディションは)昨季問題にならなかった。ほぼ100試合、実質的には常に2人か3人の選手にマークされながら40分間プレイしていたんだ。私は非常に不公平だと思う。トレードしたのなら、自分の行動に責任を持て。言い訳やアリバイを探すな」と息子の状態を危惧したとされるマーベリックスのフロント、トレードを実行したハリソンGMを糾弾した。 今回のトレードにはマーベリックスファンも怒っている。一部のファンはマーベリックスの本拠地アメリカン・エアラインズ・センターの外に集まり、トレードに抗議。葬儀屋に扮した複数のファンが棺を運ぶ模擬葬儀や、“NBA史上最悪のトレード”と書かれた看板を掲げるファン、“RIP Mavs”と書かれた看板を持ったファンの姿が見られた。

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