ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)とアンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)を軸とした大型トレードは、スポーツベッティングの世界にも大きな影響を与えているという。 『ESPN BET』では、このトレードのニュースが流れる前、レイカーズの今季優勝は+4000、ウェスト優勝は+2500だったが、一報直後は優勝オッズが+1800となり、現地日曜朝の時点では+1600とリーグ6位という高オッズとなっている。ウェスト優勝オッズは+850になっている。 ラスベガスのウェストゲート・スーパーブックで長年NBAのオッズメーカーを務めるジェフ・シャーマンは、「レイカーズはAD(デイビス)のいない最近の試合を見て、ルカを獲得することに決めたに違いない」とXで語っている。 『ESPN BET』と『BetMGM』によると、現地2月2日以降、今季の優勝チームとしてレイカーズが最も多くの賭けを集めているという。『ESPN BET』ではレイカーズが全体の46.6%、優勝に関する賭け金の65.2%を占めている。『BetMGM』では、それぞれ64%と57%に達している。 『BetMGM』はトレードのニュースが発表されて以来、特に大きな賭けはなかったと発表している。しかしレイカーズに多くの賭け金が発生していることから、レイカーズがウェスト優勝した場合、同社としては最大の損失を被る可能性があるという。 一方、マーベリックスの優勝オッズはトレード直後の+2500から+4000となったが、現地日曜朝時点では+3300に落ち着いた。ウェスト優勝のオッズは+900から+1600となっている。 『ESPN BET』は現地日曜日の午前11時の時点で、1日における優勝チーム予想へのベッティング申し込みが今季開幕以降で2番目に多かったと発表している。