NBAは日本時間1月31日(現地30日)、2月にサンフランシスコで行なわれる第74回NBAオールスターゲームの控えメンバーを発表した。2年ぶり4回目の出場を逃したドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)の落選について、レジェンドたちが分析している。 オールスターは、各カンファレンスのスターター5人をファン(50%)、現役NBA選手(25%)、メディア(25%)の投票によって選出。リザーブ7人はNBAのヘッドコーチ(HC)らの匿名投票よって選出される。 今回のリザーブメンバーには、ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ/平均28.2得点)、タイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers/平均27.1得点)、デビン・ブッカー(ゲニックス・サンズ/平均25.5得点)、ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス/平均25.1得点)、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス/平均24.2得点)、ノーマン・パウエル(ロサンゼルス・クリッパーズ/平均24.0得点)、ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ/平均24.0得点)ら得点ランキングトップ20のうち7選手が選ばれなかった。 サボニスも平均20.9得点、リーグ1位の14.5リバウンド、6.6アシスト、ダブルダブル42回、トリプルダブル3回を記録しているにもかかわらず落選。44試合に出場して平均22.5得点、リーグ1位の11.4アシストという成績を残すトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)もメンバーから漏れた。 『TNT』では解説者のアーニー・ジョンソン、元NBA選手であるケニー・スミス(元ヒューストン・ロケッツほか)、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、チャールズ・バークレー(元サンズほか)がオールスター選考について議論。パウエルが選ばれるべきだったとの見解で一致しつつ、話題はサボニスにも及んだ。 スミスが「彼ら(キングス)はスタートが遅すぎた。それがチャンスを損ねたかもしれない」と指摘。バークレーも「ウェストが混戦になることは分かっていた」と続いていたが、同じビッグマンでオールスターに計15回出場したオニールは「彼は間違いなくオールスターだ」とサボニスの実力を認めていた。