ザイオン・ウィリアムソンが出場制限への葛藤を吐露「体力的にはもちろんプレイできる」

ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは今季、左ハムストリングの怪我もあって、すでに35試合を欠場している。戦列にこそ復帰したが、いまだ制限がある中でのプレイが続いており、本人ももどかしさを感じているようだ。『タイムズ=ピカユーン』のロッド・ウォーカー記者が伝えた。 2019年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたウィリアムソン。2020-21シーズンには平均27.0得点、オールスターにも2回出場している実力は折り紙付きだが、体重オーバーや怪我を繰り返すなど、秘めたるポテンシャルを全て発揮しているとは言い難い状況が続いている。 6年目の今季は左ハムストリングの張りで開幕直後に離脱し、すでに35試合を欠場。ここまで13試合に出場して平均28.5分、23.6得点、8.2リバウンド、5.0アシスト、フィールドゴール成功率52.0%、3ポイント成功率18.2%という成績にとどまっている。 ウィリアムソンには平均26分以内に抑えるという時間制限があり、バック・トゥ・バック(2日連続の連戦)にも出場していない。チームも12勝36敗でウェスト14位と低迷している。 そのなかで、ウィリアムソンは「はっきりさせておきたい」と切り出し、「バック・トゥ・バックでプレイさせてもらえるならそうする。体力的にはもちろんプレイできる。でも、今はペリカンズの一員で、統計に基づいてそれは今は賢明ではないと判断した。彼らがそう判断したのならそれに従う」と自身の見解を述べた。 『NBC Sports』も「残りのシーズンも彼がプレイできることを願う。しかし、現時点で彼を肉体的に追い込む理由はない。たとえ彼がプレイを望んでいたとしてもだ」と言及していた。

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