日本時間1月29日(現地28日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)と対戦し、104-118で敗れた。この試合でレイカーズのブロニー・ジェームズは15分プレイしたものの、フィールドゴールは5本すべてミス。ターンオーバーも3つ記録してしまった。 早い時間でコートインさせたJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、自身の判断を反省している。 「恐らく彼を厳しい状況に追い込んでしまった。昨日急遽合流したこと、全米中継の試合などそういった状況のすべて。今夜彼はうまくプレイできなかったが、Gリーグなどでは素晴らしい活躍をしていた」 ブロニーはサウスベイ・レイカーズにいたが、ゲイブ・ビンセントが左膝の負傷で欠場していたこともあり、シクサーズ戦の前日になってレイカーズへ召集されていた。 シクサーズ戦では17-9とレイカーズがリードしていた第1クォーター途中に出場機会があったものの、指揮官の期待に応えることはできず。レディックHCは「2連戦の2試合目、彼がエナジーを与えてくれることが狙いだった。私は彼を信頼しているが今回は上手くいかなかった」と、ブロニーのパフォーマンスを評している。 43点を挙げたシクサーズのタイリース・マクシーに自由を許し、オフェンスでもアンソニー・デイビスにパスミス。そのターンオーバーからダンクを許してしまった。それでも父レブロンは、こうした出場機会がブロニーの成長につながると確信している。 「(史上初の親子同時出場を果たした開幕戦は)素晴らしかったがほんの一瞬だった。ただ今夜は主力とともにプレイする初の機会だった。今回の経験を活かして、これからどんどん成長し続けるだろう」