メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントは日本時間1月18日(現地17日)に行われた敵地サンアントニオ・スパーズ戦を欠場した。チーム42試合目で、モラントが欠場したのは早くも18試合。レギュラーシーズンのアウォードを受賞するために必要な65試合以上の出場が不可能となり、資格条件を失った。『ESPN』のマイケル・C・ライト記者が伝えている。 モラントはNBA6年目の今季、ここまで24試合に出場して平均21.4得点、7.5アシスト、1.3スティールをマーク。1月16日(同15日)の敵地スパーズ戦では21得点(フィールドゴール9/13、3ポイント1/2、フリースロー2/2)、12アシストを挙げて129-115の勝利に貢献し、ノーカウントにこそなったが身長221cmのビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)の上からダンクを叩き込むなど、存在感を示していた。 しかし、スパーズとの再戦となった18日の試合は欠場。痛む足を試合前のウォームアップ中に再検査し、グリズリーズ首脳陣はモラントを欠場させることを決定した。 テイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)によれば、モラントは1月10日(同9日)のヒューストン・ロケッツ戦以降、足の捻挫を抱えていた状態。そのなかで、「スパーズ戦で相手選手と接触し、状態は悪化した」という。 27勝15敗でウェスト3位につけるグリズリーズは、モラントが欠場した試合は11勝7敗と健闘しているが、熾烈なライバルたちとの戦いを制するためにはエースの存在が不可欠だ。