ニューオーリンズ・ペリカンズは日本時間1月11日（現地10日）、チーム規律違反によりザイオン・ウィリアムソンに1試合の出場停止処分を科したと発表した。 『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によれば、ウィリアムソンは1月11日の敵地フィラデルフィア・76ers戦に向かうチーム便に遅刻。チームの出発も遅れたという。 ウィリー・グリーンHC（ヘッドコーチ）は「今回の決断に至るまでにはいくつかの出来事があった」と、ウィリアムソンの遅刻が単発的な出来事ではないと述べた。 ウィリアムソンは声明で、「出場停止処分の全責任は僕にある。チームに貢献するため、健康な体を取り戻そうとリハビリに励んできた。チーム活動への遅刻は言い訳できない。オーナー、チームメイト、コーチには謝罪したし、ファンにも謝らなければならない。この組織の一員として、もっと良くなるつもりだ」と反省の色を見せている。 ウィリアムソンは6年目の今季、ここまで7試合に出場して平均22.6得点、7.7リバウンド、5.1アシスト。昨年11月に左ハムストリングの張りで無期限の戦線離脱となったなか、1月8日（同7日）のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で約2か月ぶりに復帰し、28分間のプレイで22得点（フィールドゴール9/15、3ポイント0/2、フリースロー4/9）、6リバウンド、4アシスト、3スティールの成績を残したばかりだった。 デイビッド・グリフィン・バスケットボール事業担当副会長は、「彼は自分の行動に責任を持ち、チームにコミットしていくことを再確認した。これからもフロア内外で前向きに進化していくと確信している」と改心に期待していた。