ダラス・マーベリックスとフェニックス・サンズの一戦は日本時間12月28日(現地27日)に行われ、マブズが98-89で勝利した。この試合で退場していたマブズのナジ・マーシャルとPJ・ワシントン、サンズのユスフ・ヌルキッチに出場停止処分が課されている。 ヌルキッチは第3クォーター残り9分2秒、ダニエル・ガフォードとマッチアップしていた際にオフェンスファウルを吹かれ、ヒートアップ。素手でマーシャルの頭を殴り、マーシャルもパンチで応戦。ワシントンは両者が引き離される前にヌルキッチを押し倒していた。 NBAによれば、マーシャルは退場後も「ロッカールームの外の廊下でヌルキッチに対してさらに敵対的な態度で接しようとした」と状況を明かしている。 サンズのマイク・ブーデンホルツァーHC(ヘッドコーチ)は、マーシャルの行動について、「事態がここまでエスカレートすることは決して望ましくない。今後もこの状況が続くのではないかという懸念は誰にとっても良いことではない」と語ったと『AP通信』は伝えている。 NBAはマブズのマーシャルに4試合、ワシントンに1試合、サンズのヌルキッチに3試合の出場停止処分を科し、その間は無給としている。 サンズのブーデンホルザーHCは「あらゆる方法でサポートしたい」と、ヌルキッチを「素晴らしいチームメイト」と表現していた。