今年のフリーエージェント交渉は現地6月30日の午後6時に解禁される。今夏、ゴールデンステイト・ウォリアーズはケビン・デュラントとクレイ・トンプソンとの再契約という大きな仕事を控えている。 The Mercury Newsのインタビューに答えたウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)は、デュラントとトンプソンと面談する予定があることを明かした。ウォリアーズは、「大きな看板を作るとか、そういった勧誘作戦はしてほしくない」というデュラントの意向を汲んで、特に大掛かりな“デュラント引き止め作戦”はしない予定だ。トンプソンに関しては、ウォリアーズが提示する5年1億9000万ドル(約210億円)の契約に合意することが濃厚と見られている。この巨額契約をトンプソンに提示できる権利を持つチームは、彼がもともと所属していたウォリアーズだけだからだ。 デュラントとトンプソンを2人ともキープできる可能性について聞かれたマイヤーズGMは、肩をすくめて「さぁ、どうなるかな」としか答えなかった 先日放送されたESPNのニック・フリーデル記者のインタビューで、スティーブ・カーHCは、2人に対してはまだ正式な勧誘を行なっていないことを明らかにした。 「まだ2人のリクルートはしていない。彼らに街やチームの紹介ビデオを渡す必要はないからね。基本的には『我々には君たちが必要だ。君たちが戻ってくることを祈っている』と伝えたら、あとは結果待ちだ。今年は少し状況が違うけれどね。だが、彼らを引き止めるためには、歌やダンスなんて必要ない。ほかのフリーエージェント選手を勧誘する際にも、そんなものは必要ない。ただ自分たちのやるべき事をやるだけだ。我々のチームでは、それは“対話”だ」