スポーツビジネスを取り扱うサイト『Sportico』が、NBAで最も価値のあるフランチャイズがゴールデンステイト・ウォリアーズと報じた。評価額は91億4000万ドルで、以下はニューヨーク・ニックス（83億ドル）、ロサンゼルス・レイカーズ（80億7000万ドル）だという。 ウォリアーズはアメリカのプロスポーツ全体でも、NFLのダラス・カウボーイズ（103億ドル）に次ぐ2位だった。これらの評価額にはオーナーの不動産だけでなく、WNBAフランチャイズなどのチーム関連事業も含まれている。 来年からWNBAのチーム（ゴールデンステイト・ヴァルキリーズ）を所有するウォリアーズの価値は、2023年から10％上昇。ニックスは12％、レイカーズは10％上昇している。 ブルックリン・ネッツは57億ドルで4位につけており、13位だった昨年から43%上昇した。なお、『ビルボード』はネッツの本拠地バークレイズ・センターを、2024年4月時点で“世界で最も売上高の高いアリーナ”として挙げている。 5位以下はロサンゼルス・クリッパーズ（56.8億ドル）、ボストン・セルティックス（56.6億ドル）、シカゴ・ブルズ（55.6億ドル）、マイアミ・ヒート（50億ドル）、ヒューストン・ロケッツ（47.7億ドル）、トロント・ラプターズ（46.6億ドル）が続く。上位10チームのうち本拠地を自分たちで管理していないのはレイカーズとセルティックスのみである。 NBAチームの平均は46億ドルで、昨年より15％上昇。4年前の約2倍になる。なお、28位はミネソタ・ティンバーウルブズ（32.9億ドル）、29位はニューオーリンズ・ペリカンズ（30.9億ドル）、最下位はメンフィス・グリズリーズ（30.6億ドル）だった。 『Sportico』は、NBAが他のアメリカのプロスポーツよりも収益に対する価値が高いと評している。NBA以下は、MLS（男子サッカー）、NFL、NHL、WNBA、NWSL（女子サッカー）、MLBと続く。