2024-25シーズンのNBAは各チーム開幕20試合前後を消化。『NBA.com』のショーン・パウエル記者は、恒例のシーズンMVPレース分析を実施し、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がトップの座をキープしている。 ヨキッチは今季ここまで平均29.7得点、13.1リバウンド、10.6アシストをマーク。日本時間11月26日(現地25日)のニューヨーク・ニックス戦では22得点を挙げるも、チームは118-145と大敗を喫した。それでも、ヨキッチ以上の成績をコンスタントに残している選手はいないと言ってよく、前回に続いて1位の座に就いている。 2位のジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)も、前回からの順位をキープした。平均28.4得点。8.2リバウンド、5.8アシストと好成績を残しているが、11月23日(同22日)のワシントン・ウィザーズ戦ではウィザーズ戦では3ポイントシュート10本全てをミスしており、パウエル記者は「唯一の欠点は効率性」と指摘。ただ、「シュートに苦しんでいる時でも、他の方法で貢献する方法を見つけている」とも評価している。 3位はアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)で、ここまで平均29.2得点、11.5リバウンド、1.9ブロックを記録。「攻守でほぼどの選手よりもいい影響を与えている」と評価されたが、11月24日(同23日)に行われたナゲッツ戦でのヨキッチとの直接対決で14得点に終わっており、勢いを失えば4位転落の可能性もあるだろう。 4位は平均32.4得点、11.9リバウンド、6.4アシストのヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、5位は平均29.5得点、6.4アシスト、1.7スティールのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)がそれぞれキープ。トップ5は「今シーズン初めて順位に変動なし」の結果となった。 6位はケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、7位はビクター・ウェンバンヤ(サンアントニオ・スパーズ)、8位はドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、9位はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、10位はラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)となっている。