日本時間11月26日(現地25日)、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントがこの日ホームで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で9試合ぶりに復帰した。股関節と骨盤筋の負傷で約3週間欠場していたモラントだが、この日挙げた22点中20点を前半で記録。さらに11アシストもマークして、123-98での勝利に貢献した。 試合後、モラントは「気分が良かった。いいプレイができたと思う」と笑顔で振り返った。 モラントは「クエスチョナブル」としてリストアップされていたものの、試合開始の約45分前にプレイすることが発表された。欠場するまでの9試合で平均20.8点、5リバウンド、9.3アシストをマークしていたモラントの復帰を、テイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)も喜んだ。 「彼は本当に良く働く。この1週間は、私が見た彼の復帰過程の中で最高の出来だった」 モラントは復帰戦で早速ダンクを披露。さらにジャレン・ジャクソンJr.へのアリウープ、ブランドン・クラークへのビハインド・ザ・バックパスと、アシストでもファンを魅了した。 パスを受けたクラークは、「常に準備をしておくことが大事」と、モラントがいつも積極的にアシストを出そうとしている姿勢を明かしている。 「(モラントがフロアにいるのは)すごく大きい。オフェンスを動かす方法を知っている。毎晩プレイするのが楽しくなるんだ」。 この日の試合では、モラント、ジャクソンJr.、デズモンド・ベインの3人が久々に揃った。サンティ・アルダマは、「ビッグ3がいるとまた違うんだ。彼らがいる方がプレイしやすい。ジャが戻ってきただけでエネルギーや重みが全然違うんだ」と、主力が揃ったチームに手応えを感じていた。 なお、河村勇輝も第4クォーターで出場し、3分で1アシストを記録している。