NBA選手も注目するWNBA、“スーパースターデュオ”で初優勝を狙うリバティが再始動【8/16(金)午前10時 ニューヨーク・リバティ vs ロサンゼルス・スパークス】

『NBA Rakuten』は日本時間8月16日(金)午前10時から、WNBAのニューヨーク・リバティ(21勝4敗)対ロサンゼルス・スパークス(6勝18敗)の一戦を配信する。 1997年からスタートし、今年で28シーズン目となるWNBA。今季はパリオリンピックの開催で、レギュラーシーズンの約6割(レギュラーシーズンは各チーム40試合制)を消化したところで一時中断していたが、いよいよ8月16日から再スタートを切る。 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリーといったNBA選手も会場に訪れて観戦するなど年々人気を高めているが、今季はケイトリン・クラーク(インディアナ・フィーバー)、エンジェル・リース(シカゴ・スカイ)といった話題のルーキーの存在もあり、かつてないほどの注目を浴びている。そんななかリーグを席巻しているのが、悲願の初優勝を狙うリバティだ。

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エースはカリーと対戦したあの選手

東西合わせて12チームあるWNBAで今季唯一勝率8割を超えるリバティの牽引車は、アメリカ代表としてパリオリンピックで金メダルを獲得したサブリナ・イオネスクだ。今年のNBAオールスターではカリーと3ポイント対決で熾烈なバトルを繰り広げ、今は亡きコービー・ブライアントとその娘ジジとも親交があったことから、NBAファンにとっても馴染みのある選手ではないだろうか。

イオネスクはシーズンMVP候補としても名が挙がる活躍を今シーズン披露

2020年のドラフト全体1位指名でリバティに加入したイオネスクは、現在3シーズン連続でオールスター出場、オールWNBA 2ndチームには2年連続で選出されているスーパースターだ。単一シーズン記録となる128本の3ポイントを成功した昨季は、チームを21年ぶりのWNBAファイナルへと導いている。今季も平均得点(19.8)はリーグ6位、アシスト(6.1)は5位と、ファイナルで敗れた雪辱を晴らすべくエースとしての役割を全うしている。

初優勝を託されたMVP

オフェンシブ・レーティングが1位(107.5)、ディフェンシブ・レーティングもリーグ4位(95.7)と攻守でリーグ屈指の安定感を誇るリバティを語る上で、2023年にFAで加入したブリアナ・スチュワートの活躍は外せないだろう。 2016年のドラフトトップ指名選手である身長193cmのフォワードは、これまでにシーズンMVPを2回(2018年、2023年)、ファイナルMVPも2回(2018年、2020年)、直近2シーズンはオールWNBAとオールディフェンシブの両方で1stチーム入り。その圧倒的な実力と実績から、WNBA史上最高の選手の1人と言われている。 イオネスク同様にパリオリンピックにも出場しており、チーム2位の平均16.3点とアメリカの8連覇に大きく貢献。リバティではイオネスクとのケミストリーを深めた今季、平均19.3点、9リバウンド、4アシスト、2スティール、1.5ブロックと攻守で抜群の存在感を示している。

2023年のスチュワートの加入で、前年勝率5割を切っていたリバティは一気に優勝候補に

イオネスク、スチュワートという2枚看板に加え、2021年にMVPを受賞したセンターのジョンケル・ジョーンズ、7回アシスト王に輝きWNBA歴代2位の通算アシスト数(2773)を誇るベテラン司令塔のコートニー・バンダースルートと、スター選手が勢揃いのリバティ。球団初優勝に向け、勝利で再スタートなるか注目だ。

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