ルーキー・ウォッチ 〜コビー・ホワイト、亡き父へ綴った思い〜

現地時間の6月17日、ノースカロライナ大学出身でドラフトでの上位指名が期待されるコビー・ホワイトが、“THE PLAYERS’ TRIBUNE”に『父へ』というタイトルでエッセイを投稿した。父の日の翌日に発表されたこのエッセイで、ホワイトは亡き父を自分のヒーロー、一家の大黒柱と呼んでいる。彼は父と一緒にバスケットボールをした思い出、夜中に映画『ロッキー』を観た思い出や、大学時代の成功とドラフトで得るだろう興奮を父と分かち合えない辛さなどを綴った。 各メディアでロッタリーピックでの指名を予想されているホワイトは196cm84kgのコンボガードで、1年生ながら平均16.1点、4.1アシストを記録、名門ノースカロライナ大学でチームのセカンド・スコアラーとなった。クイックネスに秀でており、得点を取る意識が高いにもかかわらずパスも見えていると、そのオフェンス能力への評価が高い。また、最近は大学時代に高い確率でフリースローを決めている選手が、NBAでその得点能力を開花させる傾向がある。ホワイトの80%のフリースロー成功率は、その傾向と合致している。NBAで成功するには、プロレベルのフィジカルに対応できるか、またプレーメークの技術を上げることができるかどうかがポイントだ。

関連タグ

キーワード

  • ニュース全般
人気記事
    1. NBA Rakuten トップ
    2. ニュース
    3. ルーキー・ウォッチ 〜コビー・ホワイト、亡き父へ綴った思い〜