ラメロ・ボール、来シーズンはオーストラリアでプレー

現地時間6月17日、ロンゾ・ボールの弟、ラメロ・ボールがオーストラリアNBLのイラワラ・ホークスでプレーすることを発表した。17歳のラメロはリトアニアでプロ経験がありNCAAでプレーすることができないため、行き先に注目が集まっていた。ESPNによれば、ラメロはホークスと2年契約を結んだという。ただし、NBAでプレーする際には契約解除できる条件が付帯されている。先日オーストラリア行きを表明したR.J.ハンプトン同様、NBLで一年プレーしたあとはNBA入りを目指すという。 一方「ネクスト・スターズ・プログラム」でラメロをオーストラリアに連れてきたNBLのCEOジェレミー・ロリジャーは「今回の契約はNBLにとってもラメロにとってもメリットがある。ラメロはNBAのスカウトから実力を疑問視されており、本格的なプロ相手にどこまでやれるかを来年のドラフトまでに証明する必要がある。公用語も英語でコーチ陣もしっかりしているNBLで7ヶ月プレーするのは良い機会だと思う。実現までは2ヶ月かかった。まずはアメリカで彼のワークアウトを見たが、彼の規律、練習熱心さに感銘を受けた。それでオーストラリア行きのオプションが検討に値することを説明したんだ。彼が選んでくれて嬉しいよ」と語った。 「ネクスト・スターズ・プログラム」は高校卒業からNBAドラフトまでリーグから報酬を受けながらNBLでプロ経験を積めるというユニークなシステムだが、R.J.ハンプトンとラメロ・ボールが選んだことで、高校卒業後の有力な選択肢となるかも知れない。NBL側もプレーレベル、マーケティング両面でメリットがある上、アメリカのスカウトの目をオーストラリアに向けさせることで、国内の優秀な選手達にもチャンスが増えることを期待している。

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