ロサンゼルス・クリッパーズのローレンス・フランク球団社長が、カワイ・レナードをアメリカ代表から外した決定について「とても失望した」と語っている。『ESPN』が伝えている。 先週、USAバスケットボールはレナードを来季開幕に備えさせるべきと判断、代わりにデリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)をロスターに加えた。しかしフランク球団社長は、レナードは手術を受けた右膝に問題なかったと語っている。 「USAバスケットボールの決定には、率直に言って非常に失望した。カワイはプレイしたがっていたし、我々も彼にプレイしてほしかった。最初の2回の練習に立ち会ったが、彼はとてもいい感じだった。3回目の練習に行かなかったんだけど、そこが最終的に彼らが別の方向に進むことを決めたポイントだった」 フランク球団社長は「彼らには、カワイにもっと時間を与えてほしかったと伝えた」ものの、決定は覆らなかった。 レナードは昨季終盤、右膝の負傷で欠場を強いられるなど怪我に悩まされることが少なくない。それでも代表参加を決めたレナードの状態を信じていたフランク球団社長にとって、USAバスケットボールの決定は容認しがたいものだったのだろう。ただ一方で、「とてもいい感じだった」という感触を得られたことで、来季に向けた手応えを得たに違いない。