ゴールデンステイト・ウォリアーズのクリス・ポールに、ロサンゼルスの2チーム、レイカーズとクリッパーズが興味を示しているという。『NBC Sports Bay Area』のジョーダン・エリオット記者が報じている。 ポールの来季の年俸は3000万ドルだが無保証となっている。ウォリアーズは日本時間6月29日(現地28日)までに、来季の契約を完全に保証するか、解雇するかを決める必要がある。そしてもしポールがFAとなった場合、レイカーズとクリッパーズが興味を示すだろうと言われているのだ。 19年のキャリアを誇るベテランのポールは、今季ウォリアーズで2ndユニットの中軸を担っただけでなく、ステフィン・カリーが欠場した際には先発PGとしてもチームを支えた。レギュラーシーズンでは58試合に出場し、平均26.4分で9.2点、3.9リバウンド、6.8アシストを記録するなど、まだ十分に働けることを示した。 しかしウォリアーズはポールの39歳という年齢を考慮し、3000万ドルのサラリーを若手とのトレードに充てることを考えているかもしれないと、エリオット記者は述べている。 なお、ポールはレイカーズのレブロン・ジェームズと親しい関係にあるが、同じNBAチームでプレイしたことはない。一方でクリッパーズのジェームズ・ハーデンとは、2017-18、2018-19シーズンと2シーズンにわたりヒューストン・ロケッツで共闘している。 来季契約の主導権を握るウォリアーズは、どのような決断を下すだろうか。