右ふくらはぎの肉離れで戦線離脱中のゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントは、まだ復帰できないようだ。 オークランドで行われたNBAファイナル第3戦の試合前日会見で、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)がデュラントの欠場を発表した。 現地5月8日に怪我をして以降、デュラントは一度もコート上で練習しておらず、試合前日のチーム練習にも参加していなかった。チーム練習が終了した後、彼はチームの練習場で少しワークアウトしたそうだ。 一方、NBAファイナル第2戦の第4Q(クォーター)残り7分59秒にハムストリングを痛めて試合を途中退場したガードのクレイ・トンプソンは練習に参加したようだ。彼がが第3戦に出場する可能性は「questionable(微妙)」とのことだ。 トンプソンは会見で「試合当日にならないと出場できるかどうか分からないだろう。だが、俺は試合に出られないことが苦痛で仕方ないんだ。明日になったら怪我の状態が良くなって、試合に出られることを期待している。今年のNBAファイナルは長引きそうなので、少しでも痛みがあったら大事をとって欠場することになるだろう。この2日間で怪我が快方に向かっていることは良い兆候だ。この調子なら、俺は明日プレーできるはずだ」とコメントしている。 ウォリアーズの控えセンターのケボン・ルーニーは、第2戦の試合中に「右鎖骨の非転移性軟骨骨折」という負傷を負ったため、このシリーズの残り試合を全休する。 現在、シリーズの勝敗は1勝1敗のイーブンだ。