アンソニー・デイビスを取り巻くトレードの噂:ペリカンズはケビン・ノックスに興味なし?

ニューオーリンズ・ペリカンズにトレードを要求しているアンソニー・デイビスの獲得を狙うニューヨーク・ニックス。今月10日に出された「ニューヨーク・ポスト」のマーク・バーマン氏のレポートによれば、ペリカンズはニックスの2年目ルーキーであるケビン・ノックスとミッチェル・ロビンソンに興味を示していた。しかし、状況は変わったようで、ペリカンズはもうノックスに興味を示していないという。 「ニューヨーク・デイリー・ニュース」のステファン・ボンディー氏によると、ペリカンズは、ニックスのフォワードであるノックスを必要としていないという。しかし、情報筋がボンディー氏に伝えた情報によると、ニックスがペリカンズとのトレードでデイビス獲得を目指しているのは変わらないようだ。 昨年に全体9位でニックスにドラフトされたノックスは、ルーキーとして今シーズン75試合に出場し、平均12.8ポイント、4.5リバウンド、シュート成功率37%を記録している。身長206cmのノックスは、フォワードとして成長を遂げており、3月のシュート成功率は41.4%、スリーポイント成功率に至っては43.1%と素晴らしい改善を遂げている。 若干19歳で、まだまだ成長過程にあるノックスだが、どうやらペリカンズは彼を必要としていない様子。 しかし、仮にペリカンズがノックスを含めたパッケージを拒否したとしても、ニックスにはペリカンズに提供できる資産が他にもある。2019ドラフト全体3位指名権や、今年2月にダラス・マーベリックスからクリスタプス・ポルジンギスのトレードで獲得した2021年と2023年の1巡目指名権などだ。 また、ノックスと同じく2018にドラフトされたミッチェル・ロビンソンが上記のドラフト指名権と共にパッケージに含まれるとの予想。 ペリカンズからのトレードの要求を公言しているデイビスは、来シーズンにフリーエージェントとなる。ペリカンズは、来シーズンに何も得られずにデイビスを手放すより、今オフ中のトレードで代わりを獲得することが確実視されている。 一方で、ポルジンギスのトレードで2選手分のマックス契約のキャップスペースを空けているニックスは、ケビン・デュラントやカイリー・アービングなど、今オフにFA市場へ出てくるスーパースター獲得に向けて動き出すことが期待されている。 もしトレードでデイビスを獲得するとデュラントとアービングの両方を獲得することは難しくなるが、大型トレードでデイビスが加わることで他のスター選手がニックスと契約を結ぶための手助けになるだろう。

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